特集記事
2023
Nov
09
店舗運営

第一印象で伝える、花屋が花をより魅力的に見せること

街の中のお花屋さんは、入り口の印象でイメージが決まります。
「ああ、このお花屋さんはきっと素敵なアレンジメントが多そうだな」
「このお花屋さんは、昔ながらのお店かな。欲しい花束作ってくれるかな?」

並んでいる花や、飾られた花のアレンジでお客様は一瞬にしてお店のイメージを膨らませてしまいます。
あなたの店舗は、伝えたいことが伝わっていますか?
店舗のコンセプトをもって、花を魅力的に伝える必要があります。

目次
・作り手のセンスで花の見え方は変わる
・お花の魅力ととことん向き合う
・まとめ

・作り手のセンスで花の見え方は変わる

花を買う目的ではなくても、思わず引き込まれる魅力的な花屋さんってありますよね。

先日駅の改札を出た花屋さんで、秋バラとケイトウの花束を見かけて思わず店舗に足を踏み入れてしまいました。季節を感じるお花、色のバランス、どれをとっても素敵で、花っていいなーって改めて思いました。

取り扱う花の種類にもよりますが、同じ花なのにどうしてこんなに見た目が違うんだろうと思うことがあります。作り手のセンスによって、同じバラやカーネーションでも、幾通りにも見え方は変わりますよね。
最近はSNSで発信するお花屋さんも増えて、より一層個性が光る見え方が増えました。
美しい花束は、アレンジメントの必要があり、デザインスキルやセンスが問われます。
顧客の好みに合わせたカスタマイズも求められることがあります。
多種多様な時代に合わせて、お花屋さんも新しいことも学びながら、お店に活かすことが求められています。

お花の魅力ととことん向き合う

イイハナ・ドットコムは、ECサイトも運営しています。


花は、「鉢植え」「アレンジメント」「花束」「プリザーブドフラワー」など種類がたくさんありますが、花を魅力的に伝える方法を熟知しているスタッフが、毎回企画を行っています。
まず第一に、花は四季を感じるものですね。
その時、その時の旬の花を取り入れながら、アレンジを考えます。
ECの場合、季節を先取りして企画することが多いので、今の時期であれば年明けの桜や梅の企画が始まっているんですよ。

店舗の場合は、まさに、その時が「旬」ですね。

お店の中は、どんな空間ですか?棚の色は?位置は?
棚の位置によっても、花の見え方は変わります。背の高い花、低い花、よりよく見える角度に配置してみましょう。

お客様の目線の位置を意識して。花の顔が綺麗に見える位置感が大切です。

花の色もたくさんありますね。「ピンク」をテーマにしよう、「白」や「グリーン」をテーマにしよう。まずはポイントとなる色を決めて、がちゃがちゃしないように店内に調和させていきましょう。

花材の手入れや、お花の寿命を延ばすワンポイントも忘れずに。
ちょっとしたポップアップがお客様の心を掴みます。

どの花屋さんも、お店の伝えたいことをどうやって花に表現したらよいか、試行錯誤の中商品を考えていらっしゃるのではないでしょうか。

「シュエット」は高さ13cmの小ぶりサイズ。「ヴィオレ・クール N」は高さ27cm。

飾り方にも工夫が必要です。

「シュエット」は高さ13cmの小ぶりサイズ
「ヴィオレ・クール N」は高さ27cm

まとめ

最近は、路地裏に小さなお花屋さんがあったり、個性的な花屋さんが増えました。
それぞれのオーナーさんが、こだわりを持って花の魅力を発信しています。
昔ながらの花屋さんの方がどうやったらいつもの花をより魅力的に伝えられるか悩んでいる場面も見かけられます。
まずは、お店のコンセプトをしっかり考えて、伝えたいことを伝えていきましょう。

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